ゼプリオン®による治療において、次の点を守ってください。
□ 他の薬を服用する場合、薬の組み合わせによっては、効果が変わったり、副作用が出たりすることがあります。他の病気で医療機関を受診したり、薬局で薬を購入する場合には、必ず医師・薬剤師にこの薬 による治療を受けていることを必ずお伝えください。
□ 以前に薬で発疹などのアレルギー反応を起こしたことがある方は、医師・薬剤師に必ず相談してください。
□ 血糖値を上昇させることがあります。糖尿病の方や以前に糖尿病と診断されたことのある方、または糖尿病のご家族がいる方、血糖値が高めの方は必ず医師にお伝えください。
□ 現在妊娠されている方、または妊娠している可能性のある方、妊娠を希望される方は、医師・薬剤師に必ずお伝えください。授乳中の方は授乳を中止してください。
□ 白内障の手術中または手術後に、眼の合併症が起こることがあります。 手術前、眼科医にこの薬を投与していることを必ずお伝えください。
ゼプリオン®を投与している間は、次のことに注意してください。
□ 注射後は、注射した部分をもまないでください。
□ この薬の作用を強めることがあるため、飲酒は避けてください。
□ 眠気、注意力や集中力が低下する可能性があるため、自動車の運転 や危険を伴う機械の操作などは避けてください。
□ 血糖値が低下することもあります。脱力感、倦怠感、冷や汗、意識が薄れるなどの症状が現れたら、医師・薬剤師にお伝えください。
□ この薬による治療を中止したときは、他の病院や薬局では特に医師・薬剤師にこの薬による治療を受けていたことを必ずお伝えください。投与中止後も、しばらくの間、薬が体内にとどまっています。
副作用の現れ方には個人差がありますが、ゼプリオン®による治療中に次のような症状が現れたら、すぐに医師や薬剤師にお伝えください。
考えられる副作用
□ 注射を打ったところが痛む、硬くなる
□ 眠れない、不眠
□ 興奮しやすい、敵意をもつなどの精神症状の悪化
□ 足がむずむずする、じっと座っていられない
特に気をつけていただきたい副作用
□ 急な高熱・発汗、唾液が増える、ものが飲み込みにくくなる、脈が速くなる、筋肉がこわばる
□ 口をとがらせたり、引っ込めたり、舌を出す
□ 急におなかが張るような感じ、なかなか治らない便秘とそれに続く腹痛、吐き気
□ むくみが伴わない短期間での体重増加
□ 発熱、発疹、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
□ 手足のしびれ・痛み、筋肉の痛み、尿の色が赤褐色となる
□ 性欲に関係なくおこる陰茎の持続するぼっ起
□ 動悸、胸の痛み、胸部の不快感、脈が速くなるような感じ
□ 頭痛やめまい、手足のしびれ
□ のどが渇く、水をよく飲む、尿が多く出る
□ 脱力感、倦怠感(だるさ)、冷や汗、手がふるえる
□ 発熱、さむけ、のどの痛み
□ 息切れ、胸の痛み、手足の痛み、むくみ
□ 不安感、ちくちくした感じ、めまい
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2017
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最終更新日:2017年06月05日